きゅうりの板ずりってなんでやるんだか、塩もみの意味ってなんぞや。ロウ質とブルームの話も少々 [食材]
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はい、いつもの如く調べました。
うーん、板ずりってのは当然のようにやるもんだと思ってたけど、育った環境が違えば下ごしらえもそれぞれなのね。
そもそも板ずりってのはアレね、まな板にキュウリ置いて、塩かけてゴリゴリゴリゴリ転がすアレ。
これを知らないってのもなかなかどうしてよくできた彼女ですこと
ま、知らないことが恥ずかしいって言うのはまた少し違うと思うので、知らなきゃ覚えればいい、ただそれだけだ!
などと思いつつもなぜ板ずりするのか、って詳細は知らなかったので調べました、はい。
えー、まずは、キュウリのトゲね、こいつを丸くしてやる、って意味が1つ。
うん、これは知ってた。
問題が次だ。
塩を使って板ずりをすることで、キュウリ表面に細かい傷をつける、及び、水分を塩の浸透圧によって抜くことで、同時にキュウリの持つ生臭さやえぐみを取り除き、味を染み込ませやすい状態へ促す、と。
うーーーーーん、化学ですことw
それから、キュウリにはロウ質ってもんがあってだな。
ロウ質って言葉自体初耳なんだけどね。
わかりやすいのが、店頭に並んでる果物のカキの表面がうっすら白くなってるの見たことあります?
あれはカキそのものが自分自身を傷みやらなにやらから守るために分泌しているもので、これをロウ質の膜と言うらしいです。
でもって、ロウ質の膜のことをブル-ムと呼ぶそうな。
話を戻すと、キュウリにもこのロウ質の膜(ブルーム)ができるわけだ。
これを板ずりすることで取り除いて、キュウリの色あいをよくしてやる、って意味もあるそうですよ。
結論から言うと、キュウリを生で食すにせよ火を通すにせよ、板ずりした方が美味い、ってことだね。
見た目と口当たりだけのためだと思ってたけどなるほど大変勉強になりましたwww
ほいじゃ、今日のところはこのへんで
ではでは失礼
2015-04-12 08:00
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